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院長コラム
<47>その頭痛大丈夫?危険な頭痛の見分け方
頭痛は多くの人が経験する症状です。
ほとんどの頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛などの「命に関わらない頭痛」です。
まれに命に関わる病気が隠れている頭痛もあります。
今回は、脳神経外科を受診した方がよい「危険な頭痛」の特徴についてお話します。
1 突然起こった激しい頭痛
今まで経験したことがないような激しい頭痛が突然起こった場合は注意が必要です。
特に「バットで殴られたような痛み」と表現される頭痛は、くも膜下出血の可能性があります。
くも膜下出血という病気は、医学がどれだけ発達しても死亡率3割もある怖い病気です。
これが早期発見できた、軽いうちに済んだ、ということで命拾いした人を大勢みてきました。
2 いつもと違う頭痛
普段から頭痛がある人でも、「今までと明らかに違う頭痛」が起こった場合は注意が必要です。
脳出血や脳腫瘍、脳血管の攣縮や解離といった形態異常などが隠れていることもあります。
3 だんだん強くなっていく頭痛
数日から数週間かけて徐々に悪化していく頭痛は、脳腫瘍や慢性硬膜下血腫などの可能性があります。
4 発熱や首の硬さを伴う頭痛
頭痛とともに38-39℃を超える高熱、首が動かしにくい、吐き気が強い、意識がぼんやりする、などの症状がある場合は、髄膜・脳炎などの感染症の可能性があります。
5 手足の麻痺や言葉のもつれを伴う頭痛
頭痛と同時に
・手足が動きにくい
・しびれがある
・言葉が出にくい
・視野が欠ける
といった症状がある場合は、脳梗塞や脳出血といった脳卒中(脳血管障害)、脳腫瘍などの可能性があります。
6 50歳以降に初めて起こる頭痛
50歳やを過ぎてから初めて強い頭痛が起こった場合、特に高血圧、糖尿病、コレステロールに異常が指摘されている人、喫煙者は脳卒中が生じるリスクが高くなりますので要注意です。
がんの既往がある人は脳転移の可能性がありますので、精査が必要になることもあります。
上記以外にも危険な頭痛のパターンはありますが、頻度が多めで注意すべきは前述の頭痛になります。
ほとんどの頭痛は心配いりません
ここまで読むと不安になるかもしれませんが、実際には多くの頭痛は片頭痛や緊張型頭痛などの良性の頭痛です。
ただし、頭痛は脳の病気のサインであることもあります。
「いつもと違う頭痛」
「急に強い頭痛が起きた」
このような場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
当院では、頭痛の診察とともに必要に応じてMRI検査を行い、脳の病気が隠れていないかを確認しています。
気になる頭痛がある方は、お気軽にご相談ください。
また、命に関わりないような普段からある頭痛だとしても、生活に支障が出ている場合や少しでも軽減・予防したい場合は、最善の方法を一緒に考えていきます。よろしくお願いします。
WBC2026が始まりましたね。大谷選手も大活躍です。
夜のゴールデンタイムはテレビで巨人戦を観る、ということがなくなって久しいですよねー。
地上波でこのWBCが観られなくなった、ということは、いよいよテレビの時代が終わったということでしょう。
映画の時代が終わり、テレビの時代が終わり、ネット黎明期が終わり、AIの時代ですかね?
下関にて頭痛、めまい、物忘れ、頭のMRIなどについては、志摩脳神経外科クリニックにてご気軽にご相談ください。
