志摩脳神経外科クリニック

<9>当クリニックの特徴①脳外科専門医とMRI

開院まで3か月を切りました。当クリニックの特徴を少しずつ述べさせていただきます。

 

第一にあげられるのは「脳神経外科専門医を取得している医師による最新のMRI・CTを用いた診療」です。

 

医師もいろいろいますが、脳神経外科の専門医である医師はあまり多くありません。手術をするような総合病院に在籍することはあるでしょうが、町医者で脳外科の専門医の資格を持っている医師はどれほどおられるでしょうか?

2024年現在の下関市では2-3名ではないかと思っています。

 

さらにクリニックレベルでMRI検査までできるところとなるとさらに限られてきます。

もちろんMRI検査が万能というわけではありません。それがなくても診療可能です。しかしCT検査で明らかな異常所見がないにも関わらず、MRIで異常が発見されるケースはこれまでよく見かけました。

CTにはCTの、MRIにはMRIの長所短所があります。予約不要で短時間で終わるCT検査にて明らかな原因が判明すればいいですが、そうでなければ結局MRIに答えを求めたくなるものです。そして現状、頭部のMRI検査ができるクリニックは希少です。

実際にMRI検査をする方がいいのか、その適応があるのか、は診察した医師の判断によりますので全員が該当するとは思いません。ただこの20年で患者さんらのニーズもかわってきました。医療の常識もいろいろかわってきました。

 

そもそも意識障害や倒れて動けない状態だと、町医者でなく総合病院に救急搬送されると思います。原因がなんであれ入院できるところに移動しなければ、そのあと結局入院設備のある病院に搬送、ということになりそうだからです。

しかし、「なんとなくいつもと違うのだけど病気だろうか?」「これくらいで総合病院を受診していいのだろうか?」の際にお役立てできそうなのが町医者だと思っています。

 

それは内科のかかりつけ医からのご紹介でもいいですし、ご自身の不安からの受診でもいいと思います。

脳に何か病気があるのではないか?の不安を解消すべく気軽に受診できるような、それでいて高度な精密検査を受けられるようなクリニックを目指しています。よろしくお願いします。

 

あ、一応ですが医学博士号も持っています。この肩書がいつか役に立つことがあればいいのですが・・・

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おかげさまでクリニックの外装はかなり進み、内装も徐々に進んでいます。

写真は、外壁の黒色タイルが室内に続いて内装にもなっている様子です。

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